介護福祉の用語を理解しよう

無資格からでも始められる介護職
働き始めた後も資格は必要?

未経験から介護福祉の仕事にキャリアチェンジした後は、働きながら資格を取得することでキャリアアップが可能となります。介護福祉士などの上位資格を取得することで良い待遇を得ることができます。そのためには、資格取得支援サポートを上手に活用しましょう。

用語を理解しておこう

覚えておきたいアレコレ

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現場では用語の理解が重要となる

現場では用語の理解が重要となる

介護施設には様々な種類があり、施設によって業務内容は異なるため、仕事をするうえで求められるスキルも当然異なってきます。そのため、施設の種類や特徴を事前に確かめておく必要があります。確認が不足していたことにより、働き始めてからイメージとのズレを理由に早期退職につながるケースも少なくありません。理想の仕事をするためには下調べが重要となるのです。そして職場のことだけではなく、介護現場で用いる「専門用語」についても事前にチェックしておきましょう。これを事前に把握しておくことで、戸惑うことなくスムーズに働き始められます。

覚えておきたいこと

何を目的に行動をするのか、自分が状況を把握するためだけではなく、職員間との連携においても用語の理解は重要です。定義を持った言葉を正しく活用することで効率的な働き方が可能となるのです。ぼんやりとした理解しかないまま用語を活用していると、まるで伝言ゲームのようになってしまい、最終的に誤った理解で情報を扱うこととなり、大きな事故につながる恐れがあります。
用語を理解するためには個人の努力が重要になります。そのため、自ら学ぶ姿勢が必要になりますが、そのなかでも最低限知っておきたいことを紹介します。まずは「介護と福祉の違い」、そして「介護と介助の違い」、また、「失禁の定義と反対用語」「ADLについて」「QOLの向上とは」など、介護サービスを提供する者としてこれらは事前に調べておくことをおすすめします。

用語例

介護保険制度が始まってから10年以上がたち、介護にまつわる専門用語が増えてきました。しかし、すでに介護職として働いている人でもなんとなくしか理解できていない状態で使っている場合があります。例えば、上記でも触れた「ADL」です。ADLはActivities of Daily Livingの略で、日本語にすると「日常生活動作」です。つまりは、食事や着替え、排せつや入浴といった、生活をするうえで必ず行う行動や動作のことを言います。これは介護保険制度が広まっていくなかで定着してきた言葉です。介護保険制度における要介護認定の際には、このADLについて、自立・介助・一部介助の判断が行われることになります。

自習しよう

専門用語について自習するために役立つサイトや書籍を紹介します。まずは介護保険制度に関する用語集が掲載されたサイトです。

WAM NET

次に、参考になる書籍を紹介します。

早引き介護用語ハンドブック

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